セイコーホールディングス、セイコーウオッチ、セイコーエプソンの3社は5日、ソーラーGPS腕時計「セイコー アストロン」を発表した。セイコーウオッチより9月下旬に発売される。
同商品はセイコーエプソンが独自開発した高精度の小型GPSモジュールを搭載。GPS衛星からの電波により測位したユーザーの位置情報をもとに、地球全体を約100万個に分けたブロックの中から自動的に現在地を特定、当てはまるタイムゾーンの現在時刻を表示する。全世界39のタイムゾーンに対応し、どんな場所でも2時位置のボタンを押すだけで正確な時刻を知ることができるという。
一度位置情報を特定した後は、定期的にGPS衛星から時刻情報を自動受信して、時刻を修正。電池交換が不要なソーラー方式を採用したとともに、省電力にも優れている。このほか、ソーラーGPSムーブメント キャリバー7X52、日常生活用強化防水(10気圧防水)、スーパークリア コーティング(無反射コーティング処理)を施したサファイアガラスなどの機能を搭載している。
ラインナップは、ブライトチタンモデル(ケースとバンドがブライトチタン製)が「SAST003」「SAST005」「SAST007」の3型、ステンレススチールモデル(強化シリコン製バンドとステンレススチールケースを採用)が「SAST011」「SAST011」の2型を展開する。価格は、「SAST003」「SAST005」が19万9,500円、「SAST007」が21万円、「SAST011」が15万2,250円、「SAST011」が15万7,500円。
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