ソフトバンクモバイルが900MHz帯使用の通信サービスを7月25日より提供

ソフトバンクモバイルは3月1日、総務省から900MHzの周波数帯を割り当て認定を受けたことにあわせ、同周波数帯を使用した通信サービスを7月25日より提供することを明らかにした。

7月25日から900MHz帯通信サービスが利用できる端末は、既存機種の中では、既に900MHz帯に対応しているアップル製のiOSを搭載したスマートフォン/タブレット「iPhone 4」「iPhone 4S」「iPad 2」。さらに、2012年3月に発売予定の折りたたみ型携帯電話「PANTONE 4 105SH」(シャープ製)となっている。また、2012年の夏モデルとして発売する端末は全て、900MHz帯に対応する予定。

同社では、今回の割り当て認定を受け、2012年度中には約1万6千の基地局を設置し、2016年度中には約4万1千局まで増設、人口カバー率も99.9％にするとしている。加えて、2年間(2011年度および12年度)で1兆円としていた連結設備投資額を今回の認定に伴い、1,000億円増やし、2年間で1.1兆円にする。さらに、2013年度には4,500億円の設備投資を計画しており、3年間(2011年度～13年度)で合計で1.55兆円にする。

(記事提供: AndroWire編集部)