ASUSTeK Computerは2日、AMD Radeon HD 7770搭載のグラフィックスカード「HD7770-DC-1GD5」と、AMD Radeon HD 7750搭載の「HD7750-1GD5」を発表した。いずれもオーバークロック仕様。3月3日より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は「HD7770-DC-1GD5」が20,000円前後、「HD7750-1GD5」が16,000円前後。
AMD Radeon HD 7770搭載の「HD7770-DC-1GD5」
「HD7770-DC-1GD5」は、コアクロックを定格の1,000MHzから1,020MHzに、メモリクロックを定格の4,500MHzから4,600MHzにオーバークロックしたモデル。ヒートパイプが直接GPUに接する「DirectCUクーラー」を搭載することで、リファレンスファンよりも最大20%高い冷却効果を発揮するという。
Direct X 11に対応するほか、1枚のグラフィックスカードで6画面出力を行える「AMD Eyefinity」や、HD動画の再生支援機能「AMD HD3D」などに対応。GPU-Zベースのオーバークロックツール「GPU Tweak」と、DVI-IからD-subへの変換アダプタが付属する。
主な仕様は、ストリームプロセッサ数が640基、コアクロックが1,020MHz、メモリクロックが4,600MHz。メモリタイプはGDDR5 SDRAMで、容量は1GB、接続バス幅は128bit。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。出力端子はDVI-I×1、HDMI×1、DisplayPort×2。最大解像度はDVI-I/HDMI/DisplayPortで2,560×1,600ドット、D-subで2,048×1,536ドット。2スロット占有タイプで、本体サイズは約W226×D140×H41mm。
AMD Radeon HD 7750搭載の「HD7750-1GD5」
「HD7750-1GD5」は、コアクロックを定格の800MHzから820MHzに、メモリクロックを定格の4,500MHzから4,600MHzにオーバークロックしたモデル。防塵ファンを採用し、従来のグラフィックスカード用のファンと比べて最大25%長寿命だという。
Direct X 11に対応するほか、1枚のグラフィックスカードで3画面出力を行える「AMD Eyefinity」や、HD動画の再生支援機能「AMD HD3D」などに対応する。GPU-Zベースのオーバークロックツール「GPU Tweak」と、DVI-IからD-subへの変換アダプタが付属。
主な仕様は、ストリームプロセッサ数が512基、コアクロックが820MHz、メモリクロックが4,600MHz。メモリタイプはGDDR5 SDRAMで、容量は1GB、接続バス幅は128bit。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。出力端子はDVI-I×1、HDMI×1、DisplayPort×1。最大解像度はDVI-I/HDMI/DisplayPortで2,560×1,600ドット、D-subで2,048×1,536ドット。2スロット占有タイプで、本体サイズは約W198×D127×H43mm。