去る2月19日、東京のパーク ハイアット 東京(39階ボールルーム)にて、カシオのソーラー電波ウオッチ「OCEANUS(オシアナス)」の購入者に向け、OCEANUSの世界観を体感してもらうための"プレミアム"なパーティー「OCEANUS"PREMIUM PARTY 2012"」が開催された。

「Elegance, Technology」をコンセプトに掲げるOCEANUSが、世界初のフルメタルソーラー電波ウオッチとして登場して7年が経つ。アルチザンの技を思わせる美しいケースに、高性能ムーブメントの"タフムーブメント"やソーラー充電システムの"タフソーラー"、世界6局の標準電波対応、そして電子式リューズスイッチで各種機能をスムーズに使える「スマートアクセス」など、日々進化を遂げるカシオの最新技術を搭載。そのハイブリッドなスタイルは、こだわりを持つ大人の男性から高い評価を得てきた。

OCEANUSのプレミアムライン、Mantaの最新モデルとなる「OCW-S2000」

別のディスプレイには「OCW-S100」をはじめ、近年の時計業界で人気が高いブラックモデルも展示されていた

2011年冬には、プレミアムラインの「OCEANUS Manta(マンタ)」に、スマートアクセスを搭載した最新モデル「OCW-S2000」も登場。上質さの中に最新技術が詰まった、OCEANUSのフラッグシップモデルだ。

さて、会場となったパーク ハイアット 東京は、海外からの要人や著名人からも人気が高いホテル。東京を一望できる美しい夜景と落ち着いた雰囲気、そしてサービスの上質さが、OCEANUSのコンセプトに通じるものを感じさせてくれる。このプレミアムな時を体験できるのは、抽選で選ばれた100組200名。

ロビーでは、キーカラーのブルーをあしらったオリジナルカクテルのサービスも。カクテルの名前は「At Night」

伊藤陽一郎氏の軽快なDJをBGMに、来場者は思い思いに談笑

カシオ計算機 戦略統轄部 SP戦略部 部長、田中秀和氏

パーティは、カシオ計算機の田中秀和氏(戦略統轄部 SP戦略部 部長)のスピーチでスタート。

「カシオの持つテクノロジーでエレガンスを表現すると、どんな新たな価値が生み出せるかを追求する。このポリシーを変えずに進化を続けたい。また、日本企業が元気がない状況だが『たかがOCEANUS、されどOCEANUS』の気持ちで頑張りたい」(田中氏)と、ブランドに対する想いやユーザーである来場者への謝辞が伝えられた。

加えて、応募総数が3,000通を超えていたことが明かされ、会場からは大きなどよめきが起こっていた。

ライブまでは、ブッフェスタイルの食事と東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦氏によるDJタイム。

東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦氏

DJ姿を撮影するカップルの後ろにこっそり映り込む谷中氏のお茶目ぶりに、周囲のファンに笑顔が零れる一幕も。一方、30~40代にジャストミートな、クラッシュ~アントニオ猪木のテーマ~プライマル・スクリームの曲をセレクトするなど、アッパーかつパワフルなプレイで会場の空気を温めていた。

パーティも中盤になり、お待ちかねのクレイジーケンバンドが登場。黒スーツに白シャツ、トレードマークのハット&サングラスの横山剣氏の姿が見えるや否や、会場のテンションは最高潮。あちらこちらから大きな歓声があがる。

「タイガー&ドラゴン」の曲間には、お気に入りのOCEANUS「OCW-T1000」をアピールする横山氏とフロアの間で、OCEANUSを介したコール&レスポンスが起こる珍しい光景も。「男の滑走路」といった人気曲のほか、2月29日発売のアルバム『ITALIAN GARDEN』から「不良倶楽部」などがいち早く披露されるなど、文字通りのプレミアムライブとなった。

ちなみにMCでは「カシオさんにはシンセギターやカシオトーンなども含めて20年以上前からお世話になっています」(横山氏)と、自らの音楽人生と同社の関わりも披露されていた。

横山氏は2011年12月に発表されたOCEANUSのCM曲「青の世界 feat. CRAZY KEN」のヴォーカルも担当。OCEANUSのコンセプトを音楽で表し続けてきた音楽プロデューサーの伊藤陽一郎氏が、近年取り組んでいるという「スタンダード」感を意識して制作した楽曲だ。

実はこの日、プレミアムなライブがもう一つ隠されていた。横山氏のヴォーカル・谷中氏のバリトンサックス・伊藤氏のトラックがコラボレーションする、一夜限りの「青の世界」が披露されたのだ。都会的で革新的な空気を持つ作品が、また新たな形に生まれ変わる。この幸せな化学反応の結果は、横山氏の言葉を借りれば「イーネッ!」の一言に尽きるだろう。

ライブ後のコメントでは、「シビアな世界だから時間が正確だし、薄型になったので運転中もしやすくて嬉しい」とプライベートのクラシックカーレースでも愛用中の横山氏、「時計をしない派だったのに、性能はもちろん軽くてつけ心地がいいのですっかり時計派に」と語る伊藤氏、「毎年のヨーロッパツアーでワールドタイムの便利さをひしひしと感じている」という谷中氏(編集部注:世界6局の標準電波を受信して自動的に時刻を合わせる)。3者3様のOCEANUSへの接し方から、ブランドアイコンとして活躍する彼らならではのこだわりが垣間見られた。

憧れの人たちに近づきたくて…とでも言いたげなフレッシュな20代カップルから、上質さとは何たるかを熟知した上でOCEANUSをという50代のご夫婦まで、幅広い世代が集い、楽しんだ夜。クールなデザインで人々の感性をつかむ「Elegance, Technology」の世界が、人々の心に刻み込まれたことだろう。

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