CAVジャパンは29日、サウンドバースタイルのホームシアターシステム「ブリッジシアター HB-770」を発表した。発売は3月上旬で価格はオープン。推定市場価格は19,800円前後となっている。
HB-770は、SRSフロントサラウンドを搭載した2.1chのシアターシステムだ。フロントスピーカーは70mm径のフルレンジユニット×2で、サブウーファーは93mm径という構成になっている。定格出力は10W×2+22Wだ。一般的なサウンドバータイプのスピーカーでは、直線的なスタイルが採用されているが、HB-770では中央が窪んだブリッジスタイルを採用。このスタイルは薄型テレビのスタンド部分を避けるための形状となっており、サブウーファーはブリッジのくぼみ部分に下向きに配置されている。テレビのリモコン受光部がふさがれてしまう場合でも使用できるように、製品にはリモコン信号のリピーターも付属している。
入力インタフェースはアナログのステレオミニジャックと光デジタル端子をそれぞれ1系統ずつ装備する。アナログ入力は、テレビのヘッドホン出力と接続するスタイルで、テレビの音声信号のオン・オフに連動させて本製品の電源をオン・オフすることが可能だ。光デジタル入力の場合、連動機能は使用できない。また、デジタル入力はPCM信号にのみ対応しており、ドルビーデジタルなどのデコーダーは搭載されていない。
本体サイズはW770×D125×H87mmで、重量は3kg。消費電力は40Wとなっている。パッケージには製品本体、リモコンリピーター、アナログ音声ケーブル、光デジタルケーブル、ACアダプターなどが付属する。