ユニクロをはじめとするファーストリテイリンググループは3月より、東日本大震災の被災地を支援する「ユニクロ 復興応援プロジェクト」を開始する。被災地で活動しているNGOとの協働や、被災地にユニクロ店舗をオープンするといった支援を実施するという。
同プロジェクトでは、被災地にて自立支援や生活支援、コミュニティ再建などを目的とした活動を行うNGOと協働。予算総額3億円を用意し、今後3年間にわたって、1団体あたり年間2,000万円をめどに資金援助を行う予定だ。
現在、協働を予定しているNGOは、特定非営利活動法人のJEN、ADRA Japan、国際ボランティアセンター山形、プラネットファイナンスジャパン、および東北共益投資資金の計5団体。
NGO支援資金は、2012年3月のユニクロ全店の売上金の一部から拠出するほか、3月1日からユニクロ全店で募金活動を展開し、寄せられた寄付金を活用する。さらに、同社およびユニクロ従業員を各NGOに派遣し、ボランティア活動も行うという。
また、プロジェクトの一環として、仮設店舗「ユニクロ気仙沼店」(宮城・気仙沼市)、および「ユニクロシープラザ釜石店」(岩手・釜石市)を、3月9日(予定)から1年間の期間限定でオープン。被災者の要望に応えるとともに、雇用の場を創出するとしている。加えて、同日には震災後に閉店していた「ユニクロ原町店」(福島・南相馬市)も再開を予定している。
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