ラトックシステムは28日、PCI Express x1対応のUSB 3.0インタフェースカード「REX-PEU3X」を発表した。合わせて同製品とUSB 3.0対応のRAIDケースをセットにした「RS-EC32PE-U3R」、ExpressCard/34対応のUSB 3.0インタフェースカード「REX-EXU3」とRAIDケースのセット「RS-EC32PE-U3R」を発表した。いずれも3月中旬より発売し、価格は「REX-PEU3X」が3,200円、「RS-EC32PE-U3R」と「RS-EC32EX-U3R」が10,600円。

「REX-PEU3X」

「REX-PEU3X」は、USB 3.0ポートを2基増設可能なPCI Express x1対応板フェースカード。高速チップ(RenesasのμPD720202)を採用し、最大転送速度は372MB/s。ブルーレイディスクおよそ1枚分である約25GBのデータ転送を、1分20秒ほどで行えるという。また、1ポートあたり最大1.5A、2ポート合計で2.0AのUSBバスパワー出力が可能で、スマートフォンなどの充電も短時間で行える。

「REX-PEU3X」

本体サイズは、約W59×D66mm。重量は約40g。対応OSは、Windows XP/Vista/7、Windows Server 2008R2。

「RS-EC32PE-U3R」/「RS-EC32EX-U3R」

「RS-EC32PE-U3R」は、「REX-PEU3X」とUSB 3.0対応RAIDケースのセット。3.5インチ SATA HDD×2台を組み込める。RAID 1(ミラーリング) / RAID 0(ストライピング) / JBOD(スパンニング) / SINGLEという4つのモードを備え、ケース背面のスイッチ、または付属ソフトウェアでモードを切り替える。

ケース背面には、40mm角の冷却ファンを搭載するほか、HDDの温度をモニタリング。45度以上になるとファンを自動回転させ、静音化と省電力効果を発揮する。また、RAID、省電力、暗号化の管理ができるソフトウェアが付属。

ケースの本体サイズは、約W81×D177×H123mm。重量は約770g

「RS-EC32PE-U3R」

「RS-EC32EX-U3R」

「RS-EC32EX-U3R」は、上記のRAIDケースと、ExpressCard/34スロット対応のUSB 3.0インタフェースカード「REX-EXU3」をセットにした製品。「REX-EXU3」はExpressCard/54スロットにも対応し、USB 3.0×2ポートを増設できる。USBバスパワーの電力供給は2ポート合計で300mAまで。本体サイズは約W39×D111×H22mm、重量は約34g。

どちらも対応OSは、Windows XP/Vista/7、Windows Server 2008R2。

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