米国のテレビアニメ『ルーニー・テューンズ・ショー』最新シリーズの日本初放送を記念し、「ルーニー テューンズ オールスター8年ぶりに集合!! 座談会」が27日、東京都内で行われ、声優の三ツ矢雄二、山口勝平、高木渉、龍田直樹が出席した。
本作は、全米ケーブル視聴率・初登場No.1を獲得した人気テレビアニメシリーズで、日本では「バックス・バニー・ショー」のタイトルで親しまれている。最新シリーズは、これまでのテイストとは一風変わった設定で展開。ギャグセンス抜群のウサギ界のスーパースター、バックス・バニーが、カリフォルニア郊外の一軒家で、自分大好きなカモのダフィー・ダックや、ゆかいな仲間たちと共同生活を始めたことで様々なストーリーが展開する。
主人公バックス・バニーの声を担当した山口は、「家族そろって見て笑ったり、みんなで楽しんでもらえばいいな思います。あとミュージカル風に出てくる歌もクオリティが高い。見どころです」と作品をPR。
同作のキャストとして8年ぶりに集合したという、声優界のスターの4人だが、アフレコの現場については、山口は「楽しいですよ。ゲラゲラみんなで笑いながらやっている感じ」と和気あいあいとした様子も明かした。
元気はつらつなメキシコの俊足ネズミ、スピーディー・ゴンザレスの声を担当した三ツ矢は、「(声優界で)メインを張っている方たちが、現場にいるからやりやすいです。みんな、アドリブをかましたりするからおもしろくて」と楽しげに話した。
作品内では歌うシーンが多く出てくるが、「練習はする?」と聞かれると、「そりゃしますよ~! 天才じゃないんだから。僕はキーボードをやるので、弾きながらやりますね」と練習方法を披露。8年ぶりに挑戦した同作については、「テンポが軽快になっていてすごくおもしろくなってる。でも、こっちは8歳も年を取っているから、テンポに付いていくのが大変なのよ」と苦労も明かした。
最後に、作品の魅力について三ツ矢は、「じめじめしていないのよ。カラッとしていて、カリフォルニアの青い空なの。ドライさのなかにユーモアがあるから、ゲラゲラ笑えるのよ」と独特の表現で解説。登場するキャラクターについては、「ノー天気な奴らばかりだけど、仲がいいの。みんなね、B型だと思う! アメリカ人ってB型が多いから、絶対奴らもB型なのよ」と話して、場を沸かせた。
『ルーニー・テューンズ・ショー』は、アニメ専門チャンネル「カートゥーン ネットワーク」で毎月2エピソードずつ放送される。
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