パナソニックは24日、デジタルワイヤレスサラウンドヘッドホン「RP-WF7」を発表した。発売は3月6日で、価格はオープン。推定市場価格は30,000円前後となっている。
快適な装着感を重視して開発された7.1chサラウンドヘッドホン。イヤーパッドは軟質発泡ウレタンが使用されており、耳への負担が少なく、3Dメガネを掛けながらでも耳が圧迫されない構造になっている。また、同社従来機「RP-WF6000」と比べて約40%(約153g)もの軽量化が実現されたため、長時間の映像観賞時でも首への負担が少なくて済む。
音質面では、直径40mmという大口径ドライバーユニットが採用されており、迫力ある音場を再現。加えてドルビープロロジックIIXデコーダーを搭載することで、豊かで自然な低域再生も可能となっている。対応する主なフォーマットはドルビーデジタル、DTS、AAC。
なお、増設用ヘッドホン(型番:「RP-WF7H」、推定市場価格:15,000円前後)を用意すれば、最大4人までの同時使用が可能だ。
その他の主な仕様は、伝送方式が2.4GHzデジタル無線伝送、搬送波周波数が2.404GHz~2.476GHz、トランスミッターとヘッドホンの通信距離が最長30m、ヘッドホンの再生周波数帯域が10Hz~24kHzだ。トランスミッターの接続インタフェースとしては光デジタル入力×2系統、アナログ入力×1系統、光デジタル出力×1系統が備えられており、ヘッドホンの電源は付属充電池×2本ないし単4形アルカリ乾電池×2本、再生時間は付属の充電池使用時で約15時間、単4形アルカリ乾電池使用時で約20時間となっている。付属充電池の充電所要時間は約3時間。
トランスミッターのサイズはW185×D113.5×H35.5mm、重量はトランスミッターが約223g、ヘッドホンが約227g(付属充電池を含む)となっている。