東芝は24日より、液晶テレビ「レグザ」シリーズのベーシックモデル「32AC4」を発売する。32V型で、価格はオープン。推定市場価格は55,000円前後となっている。

32V型のシンプルなレグザ「32AC4」

32AC4は地上/BS/110度CSデジタルチューナーを1基搭載するベーシッククラスの液晶テレビだ。搭載している液晶パネルはVA方式で、表示画素数は1,366×768ドット。バックライトにはCCFLを採用する。パネルコントラスト比は4,000:1で、ダイナミックコントラスト比は5万:1だ。

映像エンジンには「レグザエンジン」を採用。クロックスピード533MHzのCPUにより、高いレスポンスと16bit精度の高画質化処理を実現している。また、ベーシックモデルながら超解像技術「レゾリューションプラス4」も搭載。再構成型・自己合同性型の2種類の超解像処理により、フルHDに満たない解像度の映像でも精細に映し出すことが可能だ。

ゲームへの対応も充実。1080p/720p/480p入力のゲームの遅延時間を約0.2フレームにまで短縮する「ゲームダイレクト」モードで、アクション系のゲームを快適にプレイすることができる。

なお、32AC4はベーシックモデルであるため、「レグザ」シリーズではあるが録画機能やレグザAppsコネクトには対応していない。入力インタフェースはHDMI×1系統とビデオ入力×1系統のみ。本体サイズはW784×D190×H552mm(スタンド込み)で、重量は8kg(同)となっている。

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