ハギワラソリューションズは23日、インターネットに接続されていないコンピュータ端末でも最新ウィルス定義ファイルでウィルスチェック/駆除が行えるUSBメモリ「リトマスUSB」を発表した。シマンテック製のウィルススキャンエンジンを搭載する。2月下旬より発売し、価格は24,800円より。
「リトマスUSB」 |
インターネットに接続されていないのPCや、生産現場の製造装置や検査装置、研究開発施設の測定器といった各種オフライン端末での使用を想定している。オフライン端末に接続するだけで、最新のウィルス定義ファイルによるウィルスチェック/駆除が可能。リトマスUSB本体からウィルスチェック用のソフトウェアが起動するため、チェック先の端末には特別なソフトウェアは不要。本体にはステータスを示すLEDがあり、ウィルス検知で「赤」、見検知で「青」のLEDで通知する。
本体内のウィルス定義ファイルを更新することも可能。インターネットにアクセスできるPCなどにリトマスUSBを接続し、ウィルス定義ファイルのダウンロードと更新を行う。
ウィルス定義ファイルの更新期間(ライセンス)、および本体価格は、1年ライセンスモデルが24,800円、3年ライセンスモデルが68,400円。5年ライセンスモデルが112,000円。1年ライセンスモデルと3年ライセンスモデルは、最長5年までライセンスを延長できる。
インタフェースはUSB 2.0で、本体サイズはW79×D18×H9.4mm。対応OSは、Windows XP(SP2以降)/Vista(SP2)/7、Windows XP Embedded(SP2)、Windows Server 2003(SP2)、Windows Server 2003 Release 2(SP2)、Windows Server 2008(SP2)、Windows Server 2008 Release 2。