KDDIは22日、現在提供中のAndroidスマートフォン「MOTOROLA PHOTON ISW11M」(モトローラ製)についてアップデートの提供を開始した。アップデート内容はCメール(SMS)送信機能の対応、Googleアプリの追加、法人向けに「3LM」「CPA」機能への対応など。
対象機種はMOTOROLA PHOTON ISW11M(OSバージョンAndroid 2.3)で、アップデート開始日は2月22日。アップデートに必要な時間の目安は、Wi-Fi/WiMAX/3G回線いずれの通信を利用する場合でも、約50分を予定している。なお、アップデートに必要な時間は環境に左右されるので、これはあくまで目安とのこと。アップデートファイルサイズは、約110MB。
アップデートにWiMAXおよび3G回線を利用する場合はパケット通信料が発生する。事前作業としてはmicro SDカードをISW11Mに取り付けることと、Wi-Fi/WiMAX/3Gのいずれかの通信を利用できる状態にしておくことを忘れないように注意する。アップデートの手順については「ソフトウェアアップデートガイド」を参照のこと。
アップデート内容は、以下の通り。
- Cメール(SMS)送信機能の対応(対応アプリ:テキストメッセージング)
- Googleアプリの追加
・Google+(Google+のアプリ)
・ビデオ(Googleマーケットレンタルした映画の再生や自分の動画の再生)アプリ
・メッセンジャー(Google+のメッセンジャーアプリ)
- 法人向け機能として「3LM」(セキュリティ管理サービス)、「CPA」(リモートアクセスサービス)に対応(ただし、コンシューマ向け新サービス「安心セキュリティパック」には本ケータイアップデート後も未対応のままとなる)
なお現在KDDIのホームページには、アップデートを行うと元のバージョンに戻すことはできなくなること、3GおよびWiMAX通信を利用してソフトウェア更新を実施する場合は通信料が発生しパケット通信料が高額になるので「ISNET」および「ISフラット」などのパケット通信料割引サービスへの加入を確認してから行うこと、十分に充電してから行うこと、電波状況が良い場所で行うこと、などアップデートを行う上で注意しなければならない点が明記されている。アップデートに際しては、必ずこれらの注意事項を読んでから行うようにしたい。
(記事提供: AndroWire編集部)