フィギュアスケートの安藤美姫選手が21日、東京・文京区の東京ドームシティホールで行われたファッションショー「桂由美グランドコレクション THE WIND OF ASIA」に出演した。
「桂由美グランドコレクション THE WIND OF ASIA」に出演した安藤美姫選手 拡大画像を見る |
「アジアの風」がテーマのショーでは、その名の通り、中国、韓国、そして日本の伝統衣装を新感覚でデザインしたドレスが多数登場。世界一薄いシルクを使ったドレスもお目見えし、デザイナーの桂氏は「私たちは妖精の羽根と呼んでいるんです。ジッパーや縫い糸なども合わせて、500グラムにおさまってます。生地だけならギネスに載る軽さ」と説明した。
さらに圧巻は、本真珠を1万3,262個あしらった、3,500万円のドレス。その豪華なドレスを、美しくなびかせながらランウエイを歩いた安藤選手は「お客さんの前でのランは気持ちよかったです」と笑顔で感想を述べた。また、ショーへの出演については「素晴らしいドレスを着てショーに出させていただくのは、すごく緊張します。私はフィギュアスケーターなので、モデルさんとは見た目も違う。モデルさんの中に入ってどうかな? と思ったんですけど、きれいな方々に囲まれて幸せでした」と語った。
この日に行われた会見では、ステージで着用したミニドレスで登場した安藤選手。ショーでは合計3着のドレスを着用したが、ミニドレスについて聞かれると、「桂先生が自分のイメージで作ってくれたものなんです。フワフワでかわいい。ショー(アイスショー)でも試したい」と絶賛した。さらに、自身の結婚式ではミニとロングどちらのドレスを着たいか聞かれると、「欲張って両方着たい!」と笑顔で答えていた。
なお、この日は、中国出身のモデルで俳優や司会者としても活躍しているフービンと韓国の俳優、パク・シフも出演した。