フェンリルは21日、主に不具合の修正を行い、動作の信頼性を向上したAndroid向けWebブラウザの最新版「Sleipnir Mobile for Android 1.7.1」をリリースした。Androidマーケットを通して無料でダウンロードできる。対応OSはAndroid 2.1以上。
本バージョンでの主なアップデートは以下の通り。
- バックグラウンド状態でのバッテリー消費を最大で86%削減
- Android 3.x/4.0 の端末でハードウェア・アクセラレーションを有効にし、描画速度を向上
- キーボードが表示されないことがあった不具合を修正
- ファイルをアップロードできない不具合を修正
- 起動できなくなる問題に対処
- キャッシュを削除したとき、完全に削除できていない不具合を修正
- 人気トピックスを表示しているときにフリックでタブを切り替えると、新規タブが開かれてしまうことがあったのを修正
- 人気トピックスのタイトル表示を読みやすく変更
- 新規タブを開いた時、設定しているページが開かれないことがあったのを修正
あわせて、別パッケージで公開している「Sleipnir Mobile for Android Beta」も、同様の不具合修正を反映してリリースしている。さらに、エクステンション開発用のAPIも追加しており、よりエクステンション開発がしやすくなっているという。バージョンは「2.0 β2」。
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