本田技研工業は20日、空冷エンジンを搭載した大型ロードスポーツモデル「CB1100」をマイナーチェンジしたほか、特別色を施した「CB1100 BLACK STYLE」を設定し、27日に発売すると発表した。価格はCB1100が99万7,500円、CB1100<ABS>が107万1,000円、CB1100 BLACK STYLEが96万6,000円、CB1100 BLACK STYLE<ABS>が103万9,500円。
マイナーチェンジしたCB1100は、シートに網状のクッション「e-cushion」を国内市販二輪車で初採用して乗り心地を向上。サイドカバーにCB1100の立体エンブレムを採用し、左右エンジンカバーのHondaロゴ部分をブラックに塗装して質感を向上している。また、メーターパネルの視認性を向上し、これまで2つのタイプを設定していたハンドル形状をアップハンドルタイプに統合。車体色は、新色のデジタルシルバーメタリックと、継続色のキャンディーグローリーレッド-U、パールミルキーホワイトの3色を展開する。
CB1100 BLACK STYLEは、車体色に精悍なグラファイトブラックを採用したほか、エンジンや足回りなど細部までブラックで統一してワイルド感を強調し、手頃な価格で提供するモデル。
いずれも、エンジンに空冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒1100ccエンジンを搭載し、コンバインドABS(前・後輪連動ABS)をタイプ設定している。