ピクセラは17日、8本の乾電池での動作が可能な12V型の液晶テレビ「PRODIA PRD-LK112」を発表した。発売はブラックモデルが3月中旬で、その他のカラーは3月後半より順次発売される。価格はオープンで、推定市場価格は2万円台前半だ。
フルセグの地上デジタル放送対応テレビとして乾電池で動作する製品は国内初という。フルセグの地上デジタル放送以外にワンセグも受信可能で、電波状況に合わせて切り替え可能。そのほか、ケーブルテレビの受信にも対応する。予備電源を確保しやすいため、また12V型とポータブルサイズであることから屋外でも使用しやすく、同社では防災グッズとしての側面も強調。緊急警報放送受信時は自動で電源が入るようになっている。
バッテリーはバッテリーパック、充電式電池、アルカリ乾電池が使用可能で、各バッテリー使用時の視聴可能時間はバッテリーパックと充電式電池が約2時間、アルカリ乾電池の場合が約1時間となっている。
その他の詳しい仕様は近日公開される予定だ。