バッファローは3月上旬に発売する予定のHDDレコーダー「ゼン録 DVR-Z8」について、一部の仕様を変更すると発表した。
ゼン録 DVR-Z8は10月19日に発表されたHDDレコーダー。地上デジタル放送8チャンネル×8日分ものテレビ番組を2TBのHDDに自動録画できる点が最大の特徴だ(約2Mbpsの低画質設定時)。
当初、高画質設定時のビットレートを約8Mbpsとしていたが、今回の仕様変更により約6Mbpsとなっている。これにより高画質設定時で8チャンネル録画しても2.7日程度(変更前は2日程度)前の番組まで遡り再生可能(下の表を参照)。
また発表当初、録画した全番組をまるごと外付けHDDへバックアップできる機能が搭載される予定だったが、最大100番組までを任意に選択してバックアップする方式に変更された。これは全番組のバックアップだと、ダビング処理に膨大な時間が掛かるというのが理由。
そのほか、番組表から観たい録画番組を選択した状態で、「決定」ボタンではなく「再生」ボタンを押すと、詳細画面が表示されるステップを飛ばしてダイレクトに再生できるようになった。
なお、発売時期に関しては、予定通り3月上旬で変更はない。
【表】ビットレート変更前と変更後の録画可能日数(「高画質」設定) | ||
同時録画チャンネル数 | 「高画質」設定時の録画日数 | |
---|---|---|
変更前(8Mbps) | 変更後(6Mbps) | |
8ch | 2日 | 2.7日 |
7ch | 2.2日 | 3日 |
6ch | 2.6日 | 3.6日 |
5ch | 3日 | 4.3日 |
4ch | 4日 | 5.4日 |
3ch | 5日 | 7日 |
2ch | 8日 | 11日 |
1ch | 16日 | 21日 |