米Appleは2月16日(現地時間)、Mac用「Message (メッセージ)」のベータ版の提供を開始した。対応OSはOS X 10.7.3以降。同社が同日に公開した「OS X Mountain Lion」のWebページからダウンロード入手できる。
メッセージはiChatに代わるMac用の新しいメッセンジャーソフトだ。今年夏後半にリリースされる予定のOS X Mountain Lionの新機能の1つとして紹介されているが、OS X Lionで動作するベータ版の提供が始まったことからLion向けにも登場する可能性が高い。
最大の特徴は、iOS 5でiOSに追加されたiMessageのサポートだ。これによりMac、iPhone、iPad、iPod touchの間でiMessageを使ってテキストメッセージ、写真/動画を交換できる。iChat同様にAIM、Jabber、Yahoo!メッセンジャー、Googleトークなどのアカウントをサポート。ビデオ通話「FaceTime」と連係し、メッセージから直接FaceTimeを起動できる。