イー・アクセスは2月15日、同社が提供する携帯電話インターネット接続サービス「EMnet」を契約する場合のフィルタリングサービスの運用ルールを変更したことを明らかにした。同日より、Webアクセス制限を解除する際に「フィルタリングサービスを利用しない旨の申出書」の提出が必要となる。
今回の運用ルールの変更は、青少年のユーザーがより安心して安全にサービスを利用できるよう実施するもので、Webアクセス制限の解除を希望する18歳未満のEMnet契約者または利用者が対象となる。
これまでは、フィルタリングに関する条例が施行されている地域のみ、条例の規定に沿った運用がなされていた。しかし、2月15日からは全都道府県において、Webアクセス制限の解除の際にサービスの説明を行い、解除を希望する場合に保護者からの申出書の提出を求める運用に変更する。なお、すでに条例が施行されている地域については、これまでどおり各地域の条例の規定に沿ったかたちで運用される。フィルタリングに関する条例が施行されているのは、群馬県、東京都、神奈川県、埼玉県、静岡県、石川県、大阪府、兵庫県、京都府、岡山県、鳥取県(2012年2月15日現在)。
(記事提供: AndroWire編集部)