オリンパスイメージングは15日、4GBメモリを内蔵したラジオ録音機「ラジオサーバーポケット PJ-25」を発表した。発売は3月中旬の予定で、価格はオープン。推定市場価格は25,000円前後となっている。
AM/FMラジオチューナーを搭載したICレコーダー「ラジオサーバーポケット」シリーズの最新モデル。通常のICレコーダーとしての用途からラジオ受信機、ポータブルオーディオプレーヤーとさまざまな用途に活用できる。音響技術「SRS WOW XT」を搭載しており、音楽ジャンルに合わせてサラウンド効果やバス効果の調整も可能だ。
ラジオ番組の録音にも対応。番組の録音予約は最大30件まで登録でき、データの保存先は4GBの内蔵メモリのほか、microSD/SDHCカードも利用可能。録音した番組データは、カレンダーで日にちを選択したり放送局を選んだりして検索が行えるようになっているので、探したいデータを見つけやすい。また、0.5~3倍速の範囲で再生速度を変更できるため、語学番組を録音して後で聴き直す際に便利だ。
本体の主な仕様は、記録形式がMP3、再生対応形式がMP3とWMA、最大保存ファイル数が12,200件、搭載するラジオチューナーの受信周波数はAM531~1,710kHz、FM76.0~90.0MHz。内蔵スピーカーは23mm径で実用最大出力が250mW、周波数特性はマイクジャック録音時が40Hz~17kHz(高音質)/40Hz~9kHz(長時間音質)、内蔵ステレオマイク録音時が70Hz~14kHz、再生時が20Hz~20kHzとなっている。バッテリーは単4形電池×2本で、アルカリ乾電池を使用した場合の電池持続時間は録音時が約33時間、イヤホン再生時が約39時間、ラジオ受信時が約20時間だ。
サイズはW112×D16×H50mm(最大突起物含まず)、重量は106g(電池含む)となっている。
製品には、外部アンテナの接続が可能で50mm口径のスピーカーも搭載されているスピーカー&アンテナステーションが付属する。本体のバッテリーにニッケル水素充電池を使用している場合は、電池の充電も行うことが可能だ。
ステーションの仕様は、周波数特性が100Hz~20kHz、スピーカーの実用最大出力が0.5W×2。サイズはW220×D75×H91.4mm(最大突起物含まず)、重量は473gだ。