シャープは15日、電話機「インテリアホン」を3月16日に発売すると発表した。子機1台タイプ「JD-7C2CL」と、子機2台タイプ「JD-7C2CW」を用意しおり、いずれも価格はオープン。推定市場価格はJD-7C2CLが2万8,000円前後、JD-7C2CWが3万6,000円前後。
インテリアホンは、本体に搭載したタッチパネル対応の7型カラー液晶が、デジタルフォトフレームとしても使える電話機。液晶パネルを搭載した本体部、電話線を接続する親機部、子機と充電器によるコードレス部(JD-7C2CWは子機2台)で構成され、それぞれをワイヤレスで接続できる。そのため、フォトフレームにもなる本体の置き場を自由に選ぶことが可能。
本体では、画面のタッチ操作で電話の発着信が行えるほか、内蔵マイクとスピーカーを使ったハンズフリー通話に対応。無線方式に「DECT 1.9GHz方式」を採用しており、2.4GHz帯を使用する無線LANや電子レンジなど機器との電波干渉が発生せず、クリアな通話が可能となっている。
機能面では、電話帳登録番号からの着信は緑色、番号通知着信は黄色、番号非通知着信は赤色といったぐあいに、3色の表示で着信内容を知らせる「あんしん色々着信」機能を搭載。さらに、電話帳に写真を登録した相手からの着信では、着信時に登録写真を大きく表示する「フォト着信」機能も利用できる。
本体に内蔵する128MBのメモリーには、1枚400KBの写真を約300枚保存することができ、SD / SDHCメモリーカードにも対応。待機時表示用のカレンダーや時計など9種類の画面コンテンツ、記念日などをカウントダウンする機能、キッチンタイマーなどが搭載されている。
本体のサイズと質量は、約208(W)mm×約91(D)mm×約143(H)mm、約570g(ACアダプターを含まず)。親機のサイズと質量は、約95(W)mm×約114(D)mm×約28(H)mm、約107g(ACアダプターを含まず)。子機のサイズと質量は、約49(W)mm×約28(D)mm×約176(H)mm、約132g(充電池含む)。子機充電器のサイズと質量は、約93(W)mm×約76(D)mm×約27(H)mm、約132g。