南都銀行は15日、環境配慮型預金商品「吉野の桜定期預金」を期間限定で発売する。取扱期間は5月31日まで。
同商品は、近年病気や寄生植物の影響により、樹勢の衰えが著しい世界遺産・吉野山の桜の保護および育成に役立てることを目的に、預入総額の「0.01%」相当額を、同行が特別会員として参加する「吉野の桜を守る会」の「さくら募金」に寄付するもの。
募集総額は300億円で、総額に達した時点で取扱いを終了する。金利は店頭表示利率に「0.10%」を上乗せした金利を適用。新規の預け入れに限定し、預け入れ期間は1年、3年または5年となる。対象商品は、「スーパー定期(20万円以上300万円未満)」「スーパー定期300(300万円以上1,000万円未満)」「大口定期(1,000万円以上)」の3種類。
また、2011年秋の台風12号により被災した吉野地域の復興および観光振興に協力するため、抽選で計100組200名に同地域の旅館・ホテルなどの宿泊券・利用券を贈呈する。賞品内容は、A賞が「ペア宿泊券(1泊2食付・1室利用)」計25組50名、B賞が「ペア利用券(昼食・入浴券付)」計75組150名となっている。
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