14日、映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』で俳優デビューを飾った天才子役トーマス・ホーンが来日、女優の剛力彩芽と共にトークショーイベントを行った。
本作は「9.11文学の金字塔」と評されるジョナサン・サフラン・フォアの同名小説を『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』のスティーヴン・ダルドリー監督が映画化。2001年9月11日のアメリカ同時多発テロで愛する父(トム・ハンクス)を失った11歳のオスカー(トーマス・ホーン)は、父が遺した1本の鍵にメッセージが込められていると信じ、ニューヨーク中の鍵穴を探す旅に出る。家族の絆と喪失からの再起を感動的に描き、第84回アカデミー賞の作品賞にノミネートされている。
剛力は鮮やかなピンクのワンピースを着こなし「バレンタインらしくピンクです。今年は切り返しワンピースも流行っているので!」と笑顔で登場。手作りのチョコケーキをトーマス・ホーンにプレゼントすると、「とても嬉しいです!」と大喜びで、しっかりとケーキを持ち撮影に応えた。
剛力は「思い出すだけで泣きそうになってしまいます」と作品を振り返り、「私も家族が大好きです。日常で見過ごしてしまうこと、大切な人と一緒にいられることを当たり前に思っちゃいけない。いつも感謝を伝えようと心から思いました」と熱く語った。
ホーンも「僕がここにいられるのも周りの全ての人のおかげです。なかでも、僕にこの経験をさせる決断をしてくれた父には心から感謝しています」と、14歳とは思えない聡明な口調で想いを語り、更にトム・ハンクスとサンドラ・ブロックという2大オスカー俳優との共演についても「本当に本当に素晴らしい人達です。サンドラは5秒で泣けるんです。僕も『トーマス、できる。必ずできる!』と言い聞かせて頑張りました」と瞳を輝かせていた。
映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』は2月18日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
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