13日、第66回毎日映画コンクール授賞式が神奈川・川崎市のシネマコンプレックス「チネチッタ」で開催された。
1946年より続くこの映画賞は、日本の映画史を記録してきた由緒正しき名誉ある賞であり、毎日新聞社の主催により毎年2月に行われている。演者だけでなく、製作者・スタッフなど、映画に関わる全ての人を対象に厳正な審査のもと表彰を行う、まさに日本を代表する映画授賞式だ。
オープニングセレモニーでは、寒空の下に集まった観客たちの前へ受賞者が次々登場。なかでも『モテキ』で男優主演賞を受賞した森山未來が登場すると観客は熱狂。森山もファンへサインをしたり、全身で喜びのポーズを取るなど大サービス。更に『毎日かあさん』で主演女優賞を受賞した小泉今日子が鮮やかなオレンジ色のワンピースで登場すると、その輝きにファンからは「かわいい!」と次々に声援が飛んだ。小泉は「キャスト、スタッフ全員の代表としてとても嬉しいです」と笑顔をみせ「恋はしていません。バレンタインはドラマ撮影!」と明るく会場を後にした。
『八日目の蟬』で女優助演賞を受賞した永作博美 |
森山は『モテキ』で男優主演賞 |
染谷将太(『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』)と忽那汐里(『マイ・バック・ページ』)はスポニチグランプリ新人賞 | 田中絹代賞を受賞した大楠 |
でんでんは園子温監督の『冷たい熱帯魚』で男優助演賞 |
授賞式では、黄金に輝くトロフィーを手にそれぞれが感動のスピーチを繰り広げた。『ステキな金縛り』でTSUTAYA映画ファン賞を受賞した三谷幸喜監督は「僕もいつもTSUTAYAにお世話になっています!」と私物のカードを手に挨拶。また『一枚のハガキ』で日本映画大賞を受賞した新藤兼人監督は御年99歳。車イスながらも、しっかりとした口調で挨拶をし、会場は感動に包まれた。
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