LGエレクトロニクス・ジャパンは14日、視差バリア方式による裸眼での3D立体視に対応した25型ワイド液晶ディスプレイ「D2500-PN」を発表した。2月下旬より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は150,000円前後。

「D2500-PN」

パネルに施された液晶フィルタを視差バリアとして、裸眼3D立体視に対応。視差バリアは3Dモード時のみ機能し、2Dモードに切り替えると通常のフルHD対応ディスプレイになる。

ヘッドトラッキングカメラによって、視聴者の顔の位置をリアルタイムで追跡する「ヘッドトラッキング」機能を搭載。視差バリアで分離される映像を視聴者が最適な位置で見られるように調整する。裸眼3D立体視には付属ソフト「TriDef」をインストールしておく必要がある。ブルーレイ3D、および3D対応のAV機器やゲーム機には対応しない点に注意。

視差バリア方式の仕組み

ヘッドトラッキング機能

ブラックレベル/コントラスト/シャープネスを高める「3Dカラーエフェクト」機能により、従来より明るい3D映像を実現。また、液晶パネルの開口率をあげることによって、輝度の低下を抑えながら消費電力を低減する「SUPER Energy Saving」機能を搭載する。

主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(DFCオン時5,000,000:1)、視野角は水平170度/垂直160度(2D時)、応答速度が5ms。スタンドのチルト角度は上20度/下5度、スイーベルは90度、高さ調節は130mm。

映像入力インタフェースは、HDMI×1、DVI-D×1(DHCP対応)。本体サイズはW594.3×D259.7×H444.8mm、重量は9.2kg。

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