株式会社ロジクールと株式会社アイシェアが、14日、「平日の家族コミュニケーションに関する意識調査」を公表した。回答者は20代から40代、既婚で小学校低学年以下の子どもがおり、配偶者・子どもと同居中の有職者683名。
まず、平日に配偶者と一緒に過ごせる平均時間を尋ねたところ、最も多かったのは「2時間~3時間未満(23.7%)」で、『3時間未満』の合計は49.6%と半数近くとなった。
また、平日の配偶者とのコミュニケーションについては、約7割が『不充分』と感じていることが分かった。
『配偶者とのコミュニケーションが不充分』と感じている人に、平日の配偶者とのコミュニケーション不足で心配なことをすべて挙げてもらったところ、1位は「不安・不満に気付けなくなる」で41.6%。2位は「お互いの愛情が薄れる(36.8%)」、3位は「子育てに関する意見が食い違う(36.4%)」の順に。
次に、平日の子どもとのコミュニケーションに関しては、63.5%が『不充分』と感じていた。配偶者の場合よりは少ないが、6割以上が不足と感じているという実情が浮き彫りとなった。
『子どもとのコミュニケーションが不充分』と感じている人に、平日の子どもとのコミュニケーション不足で心配なことをすべて挙げてもらったところ、「成長過程を見逃してしまう(49.8%)」が1位。2位が「不安・不満に気付けなくなる(47.9%)」、3位が「言うことを聞かなくなる(29.7%)」と続いた。
また、実際にその成長過程を動画(映像)で記録しているかどうか、全員に尋ねたところ、「残している」としたのは71.9%。一方で「残していないが残したい」と後回しになってしまっている人も18.9%いた。
調査概要の詳細は下記の通り。
■調査概要
有効回答数:683名
調査日:2012年1月25日~26日
男女比:男性:50.1% 女性:49.9%
年代比:20代:5.6% 30代:52.6% 40代:41.9%
調査対象:既婚・有職で小学校低学年以下の子どもがおり、配偶者・子どもと同居している方
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