元宝塚歌劇団月組トップスターの真琴つばさと演歌歌手の小林幸子が、4月2日放送スタートの東海テレビ・フジテレビ系昼帯ドラマ『七人の敵がいる! ~ママたちのPTA奮闘記~』で、ガチンコ勝負を繰り広げることが10日、明らかになった。ドラマ初出演で昼ドラ初主演の真琴がPTA改革に奮闘する敏腕編集長ママを演じ、小林はそんな彼女を規則でがんじがらめにするPTA会長の"サタン上条"として立ちはだかる。
ドラマ『七人の敵がいる! ~ママたちのPTA奮闘記~』に出演する真琴つばさ(左)と小林幸子 拡大画像を見る |
同作は、小学生の子を持つママたちの間で密かなブームとなっている加納朋子の同名小説をドラマ化した、笑いあり涙ありの"PTAエンターテインメント"。真琴が演じるのは、モード系ファッション誌「ヴィーヴィル・ジャポン」の敏腕編集長で、息子が小学校に入学したことからPTAに関わらざるを得なくなった陽子。子どものころから優等生で、ブルドーザーのように敵対するものをなぎ倒して生きてきたお山の大将的女性だ。
そんな陽子が、PTA委員就任回避のために専業主婦軽視発言をしたことから「モンスターペアレント」として大多数の母親を敵に回してしまう羽目になる。敵意が息子に向かってしまうことを危惧した陽子は、汚名返上のために皆が嫌がるPTA活動に奮闘。しかし働く陽子の前には数々の敵が待ち受けていた。中でも最大の敵となるのが、小林演じる完全無欠のPTA会長・上条。黒いスーツに身を包んだその威圧感から"サタン上条"と恐れられ、校長でさえも口を出せない絶対的権力の持ち主だ。陽子が陽子なりの主張と行動でPTA絡みの事件を解決するたびに、上条は決定的落ち度を論理的に指摘するなど、対立関係を深めていく。
ドラマ初主演で、実生活とは離れた役を演じる真琴は「今の自分に足りないもの……ドラマ、結婚、母親という経験をこの作品ですべて体感できる」と"一石三鳥"に喜び。今年で芸能生活48年目を迎える小林は「子どものころから色々なお仕事をやらせていただきましたが、ニコリともしない役は初めて。まさかサタンと呼ばれることになろうとは」と驚きながらも「PTAのママたちのバトル、私たちも楽しんでやりますので、面白がって見てください」と満更でもない様子だ。
ドラマ『七人の敵がいる! ~ママたちのPTA奮闘記~』(東海テレビ・フジテレビ系 毎週月曜~金曜 13:30~)は4月2日からより放送スタート。