東芝は8日、液晶一体型PC「REGZA PC」の2012年春モデルとして、23型の「D731」3機種を発表した。店頭予想価格は「D731」のCore i7-2670QMを搭載し、3波対応デジタルテレビチューナーと「今スグTV」機能に対応した最上位モデル「D731/T9E」が21万円前後。「今スグTV」非対応の「D731/T7E」が19万円台半ば、Core i3-2350Mと地上テレビチューナーを搭載したエントリーモデル「D731/T6E」が15万円前後。それぞれ2月25日から発売。
「REGZA PC」は2011年秋冬モデルとして展開。2012年春モデルでは、全モデルで第2世代Intel Core iシリーズを搭載。音声やジェスチャーによるPC操作「てぶらナビ」などの従来モデルの機能に加えて、テレビやレコーダーと連携を行うレグザリンクシェアやインテル ワイヤレス・ディスプレイに対応する。カラーはそれぞれ、リュクスホワイト/プレシャスブラック/シャイニーレッドの3色を用意する。
「D731」シリーズの新モデルは、Core i7-2670QMを搭載した「D731/T9E」と「D731/T7E」、Core i3-2350Mを搭載した「D731/T6E」の3種類をラインナップする。 最上位モデル「D731/T9E」のCPU以外の主なスペックは、チップセットがMobile Intel HM65 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 3000(CPU統合)、メモリがPC3-10600 8GB(4GB×2)、ストレージが2TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、ディスプレイが23.0型ワイド Clear SuperView LED液晶(1,920×1,080ドット)、地上/BS/110度CSデジタル放送対応テレビチューナー2基と「今スグTV」用の地上デジタルチューナー1基を搭載。また、オンキヨー製スピーカーに加えてサブウーハーを搭載する。
OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版のほか、「Adobe Photoshop Elements 9」「Adobe Premiere Elements 9」が付属する。
「D731/T7E」の仕様は「D731/T9E」とほぼ同様だが、「今スグTV」用の地上デジタルチューナーとサブウーハーは非搭載。また、「Adobe Photoshop Elements 9」「Adobe Premiere Elements 9」は付属しない。
「D731/T6E」は、メモリが4GB(2GB×2、最大8GB)となるほか、HDD容量は1TB、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブとなる。またテレビ機能は地上デジタルチューナー1基の搭載となる。
インタフェースは共通で、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、USB 3.0×2、USB 2.0×4、HDMI入力×1、D4映像入力×1、ヘッドホン出力/ライン出力兼用×1、マイク入力/ライン入力兼用×1、ライン入力×1、約130万画素Webカメラ、ブリッジメディアスロットなど。サイズ・重量は、約W562×D190×H439mm、約9.5kg。