電気通信事業者協会(TCA)は2月7日、1月末日時点での携帯電話・PHSの契約数をとりまとめて発表した。新規契約から解約を差し引いた純増数ではソフトバンクが首位で2位はKDDI、3位はNTTドコモだった。なお、イー・アクセスは2011年12月から契約者数の公表をやめている。
ソフトバンクは22万6,600増で、累計契約数は2,806万1,900契約だった。同社の純増数が20万件を超えるのは7ヶ月連続。1月20日からは月額基本使用料が3年間0円になる「ホワイト学割with家族2012」が開始されている。2位のKDDI(au)は18万1,100増で、累計契約数は3,447万9,000契約となった。ソフトバンク、KDDI(au)の2社はともに「iPhone 4S」の堅調な売れ行きが純増数の伸びを牽引している。3位のNTTドコモは8万5,800増で、累計契約数は5,971万200契約。ドコモからは2月以降、Disney Mobile on docomoシリーズの2機種、Xperiaシリーズの2機種など人気端末が順次発売開始される。
携帯電話全体の累計は49万3,500契約増で、1億2,225万1,100契約となった。なお、ドコモの2in1契約は11,200減で累計30万8,000契約、ソフトバンクのダブルナンバーは900減で累計2万4,700契約。
グループ | 純増数 | 累計 |
---|---|---|
NTTドコモ | 85,800 | 59,710,200 |
KDDI(au) | 181,100 | 34,479,000 |
ソフトバンクモバイル | 226,600 | 28,061,900 |
イー・アクセス | - | - |
携帯電話総計 | 493,500 | 122,251,100 |
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの純増数には、プリペイド契約および通信モジュールサービス(イー・アクセスを除く)についての純増(減)が以下の通り含まれる。
グループ | 純増数のうち | |
---|---|---|
プリペイド契約 | 通信モジュール | |
NTTドコモ | 30,400 | 50,800 |
KDDI(au) | -4,600 | 54,300 |
ソフトバンクモバイル | -10,000 | 14,700 |
イー・モバイル | - | - |
PHSではウィルコムが47,900増で、PHS全体で435万9,200契約となった。
グループ | 純増数 | 累計 |
---|---|---|
ウィルコム | 47,900 | 4,359,200 |
PHS総計 | 47,900 | 4,359,200 |
無線ブロードバンドサービス(BWA)のUQコミュニケーションズは19万5,100増で、累計188万3,900契約となった。
グループ | 純増数 | 累計 |
---|---|---|
UQコミュニケーションズ | 195,100 | 1,883,900 |
(記事提供: AndroWire編集部)