オリンパスイメージングは8日、デジタルカメラ「OLYMPUS SP-620UZ」を発表した。発売は2月17日で、価格はオープン。推定市場価格は3万円前後となっている。
21倍ズームレンズを搭載する望遠タイプのモデル。単3形電池×4本で動作するので、旅先でも安心して使用することができる。
望遠時に発生しやすい手ブレ対策としては、CCDシフト方式の手ブレ補正機構と高感度撮影を併用する「DUAL IS」を搭載。動画撮影時の大きなブレに有効な、マルチモーション対応の手ブレ補正機能も備えている。
画像や動画にフィルター効果を加える「マジックフィルター」は、無造作にタイルが並べられたような処理を施す「ランダムタイル」を新たに追加。計11種類が利用可能となった(動画撮影時は9種類が利用可能)。そのほか、人物の肌をキレイに補正して撮影できる「ビューティーモード」や、3D撮影などを備えている。
主な仕様は、撮像素子が有効1,600万画素の1/2.3型CCD、レンズの焦点距離が25~525mm(35mmフィルム換算時)、開放F値がF3.1~F5.8、対応感度がISO80~ISO1600となっている。背面のモニターは約23万ドット・3型の液晶方式、記録メディアはSD/SDHC/SDXCカード(Eye-Fiカード含む)のほか本体内蔵メモリ(59MB)も利用可能。
サイズはW109.7×D73.7×H74.3mm、重量はバッテリーとSDカードを含む状態で435gだ。