パナソニックは7日、HDD搭載ハイビジョンブルーレイディスクレコーダー「ディーガ」から、「DMR-BZT920」「DMR-BZT820」「DMR-BZT720」「DMR-BWT620」「DMR-BWT520」「DMR-BRT220」の6機種を20日に発売すると発表した。いずれも価格はオープンで、推定市場価格は下記の表を参照。
今回発表された6機種は、無線ブロードバンドルーターを使わずにワイヤレスLANを実現する「シンプルWiFi」を搭載。かんたんな設定を行うだけで、離れた場所にある同機能対応テレビなどへ録画した番組を配信できる「お部屋ジャンプリンク」が使用できる。「放送転送機能」も進化し、BZT920 / 820 / 720の3機種は、2番組同時録画中でも放送転送が可能。
また、LAN接続されている家じゅうのディーガの録画番組をまとめて表示できる「家じゅう録画一覧」に対応。接続されたすべてのディーガの録画番組をまとめて一覧表示・再生することができる。
番組表やスタートメニューの検索画面から番組シリーズを選択して録画可能な「まとめて予約」を搭載。これにより、放送時間や放送局が異なる番組でも、選んだシリーズにあわせて自動で予約録画が行えるようになる。 例えば、野球なら応援するチームの試合だけを録画したり、ドラマやアニメなら最終回の拡大版や同日連続放送などのイレギュラー放送も録画するとのこと。
そのほか、「録画一覧」から見たい番組を選んで「一時停止」(シーン一覧)ボタンを押すだけで「シーン一覧」を表示し、録りためた番組を見たいところからすぐに再生できる「シーン一覧表示」機能、「見る」「録る」の2つの操作に絞った「かんたんスタートメニュー」などを搭載。
プレミアムモデルBZT920は、無接点充電規格「Qi」(チー)に対応し、同規格対応のスマートフォンやバッテリーパックなどを天板に置くと、自動検知して充電を開始。充電中にスマートフォンで撮影した写真の自動取り込みにも、後日配布予定のAndroidスマートフォン用アプリで対応するとのこと。
省エネ設計にもこだわり、BRT220は年間消費電力量約18.9kWh/年を実現。また、全モデル共通で約0.02Wの待機時消費電力を実現している。
品名 | 品番 | HDD容量 | チューナー数 | 3D | 推定市場価格 |
---|---|---|---|---|---|
スマートディーガ | DMR-BZT920 | 2TB | 3 | 対応 | 22万円前後 |
DMR-BZT820 | 1TB | 13万円前後 | |||
DMR-BZT720 | 500GB | 10万円前後 | |||
ブルーレイディーガ | DMR-BWT620 | 1TB | 2 | 10万円前後 | |
DMR-BWT520 | 500GB | 8万5,000円前後 | |||
DMR-BRT220 | 1 | 6万円前後 |