キヤノンは7日、デジタルカメラ「PowerShot」シリーズの新モデル「PowerShot D20」を発表した。発売は5月中旬を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は35,000円前後となる見込みだ。
水深10mまでで使用できる防水性能を備え、高さ1.5mからの落下にも耐えるタフネスモデル。マイナス10度までの低温でも動作する耐寒性能も備えている。さらに、GPSによる撮影場所の位置情報付加にも対応しているので、アウトドアシーンでの写真撮影に最適だ。
主な仕様は、撮像素子が有効約1,210万画素の1/2.3型CMOSセンサー(裏面照射方式)で、動画の記録画素数が1,920×1,080ドット(フルHD)、レンズが焦点距離28~140mm(35mmフィルム換算時)の5倍ズーム、開放F値がF3.9~F4.8、対応感度がISO100~ISO3200(ローライトモード時はISO6400まで)。画像処理エンジンは「DIGIC 4」を搭載。
背面のモニターは約46.1万ドット・3型の液晶方式で、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCカード。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約280枚だ。
サイズはW112.3×D28×H70.8mm、重量は本体のみで約205g、バッテリーとメモリーカードを含む状態で約228gとなっている。