山梨中央銀行は6日、個人顧客向けインターネットバンキングサービス「山梨中銀ダイレクト」について、20日からセキュリティ強化機能を追加すると発表した。
今回追加するセキュリティ強化機能は、「ワンタイムパスワード」「利用端末制限」「Eメール追加サービス」「ソフトウェアキーボードの標準化」の4種類。これらの機能はすべて無料となり、「ソフトウェアキーボードの標準化」以外は任意で利用できる。
「ワンタイムパスワード」とは、携帯電話に表示される1回限りの使い捨てパスワードで、1分ごとに番号が自動で切り替わる。パソコンからログインする際、通常のログインIDとログインパスワードによる本人確認に加え、ワンタイムパスワードを設定することで、第三者からの不正利用を防ぐ。
「利用端末制限」では、顧客のニーズにあわせて、利用する端末(パソコン・携帯電話)を制限することが可能。「Eメール追加サービス」では、取引確認用メール送信先として、通常のメール受信アドレスのほかに別のアドレスを1個追加できる。
「ソフトウェアキーボードの標準化」では、インターネットバンキングでのログイン画面などでパスワードを入力する際に、「ソフトウェアキーボード」の利用を標準とする。