アイドルの卵がお湯を注いでくれます
先日、「ヌードルカフェ」というお店がネットで大きな話題となっていた。各種メディアでも一斉に紹介されていたのでご存じの方も多いだろう。
アイドルの卵たちがカップラーメンにお湯を注いでくれて、ラーメンができあがるまでの3分間、彼女たちとお喋りができるという斬新なコンセプトのお店だ。1月23日のプレオープンから一週間、お店の現状を確かめるため、ヌードルカフェへ足を運んでみた。
東京・秋葉原、秋葉原駅電気街口から5分ほど歩いた路地に位置するビルの3階に、ヌードルカフェが入っている。営業時間は12時から20時。どのアイドルがお店にいるのかは、公式サイトの出演キャスト予定表から確認することができる。
取材に伺ったのは火曜日の20時。ちょうど閉店の時間だ。さすがに平日のこの時間ならお客さんもほとんどいないだろう……と思ったら、甘かった! 店内に入ろうとすると、入れ違いにたくさんのお客さんが出てきたのだ。あとから聞いた話だが、むしろ平日夕方以降のご飯はんは、仕事や学校帰りのお客さんで混み合うのだという。
気を取り直して、ヌードルカフェのシステムを紹介しよう。プレオープン時とは少し変わっている部分もある。お店に入ると、まず券売機で食券……ではなく、アイドルの指名券を買う。指名料は800円で、ラーメン代はここに含まれている。ちなみにドリンクも800円だ。「おまかせコース」ならアイドルが誰になるかはおまかせだが、代わりに料金が500円になる。
アイドルを選んだ後はカウンターに着席し、棚からラーメンを1つ選ぶ。すると指名したアイドルがカップラーメンにお湯を注いでくれるので、出来上がりまでの3分間、カウンターでお喋りが楽しめるというわけだ。
3分経ったらトークタイムは終了。カップラーメンを持ってイーティングエリアへ移動し、アイドルを眺めつつラーメンを食すのである。ちなみにカップラーメンの中には、待ち時間が5分だったり2分だったりするものもあるが、その場合でもトークタイムは3分間となる。