日本ヒューレット・パッカードは3日、大型ディスプレイの画面やプロジェクターで画面を投影されたスクリーンをタッチパネルのように利用できる「HP ポケットホワイトボード」を発表した。すでに販売を開始しており、価格は102,900円。
「HP ポケットホワイトボード」は、受信ユニットを大型ディスプレイや投影用スクリーンの外側に取り付けてPCと接続することにより、ディスプレイやスクリーンにスタイラスペンで書き込みができるようにする製品。大型のタッチパネル付き液晶ディスプレイを導入するよりも低コストであること、移動先への持ち運びが簡単なことがメリットとなる。
スタイラスペンで行える操作は、一般的なWindowsの操作、ライン描画、テキスト入力、記入内容の録画やスクリーンショット保存、PowerPointのページ送り操作など。利用シーンとしては教育現場やビジネスプレゼンテーションなどが挙げられているが、専用ソフトウェア内には各種のイメージパーツが用意されており、サッカーグラウンドを背景にフォーメーションを書き込むといった使いかたもできるようになっている。使用イメージは同社のWebサイトに詳しい。
PCとの接続はUSB。対応OSはWindows XP/Vista/7。