日本ヒューレット・パッカードは2日、個人向けPC春モデル第2弾として、水冷CPUクーラー内蔵のハイエンドゲーミングPC「HP Pavilion Desktop PC h9」シリーズにIntel Core i7搭載の「h9-1190jp」を発表した。同社のダイレクト販売サイトHP Directplusのみの取り扱いで、販売開始は2月13日。価格は、地上デジタル放送対応テレビチューナーを2基搭載したダブル地デジモデルが139,860円より、3年間出張修理サービス付プレミアムモデルが159,810円より。
「HP Pavilion Desktop PC h9」は、1月に個人向けPC第1弾のひとつとしてAMD-FX搭載の「h9-1170jp」が発表されていたもの(ニュース、レビュー)。メンテナンスフリーのポンプ一体型水冷CPUクーラーを搭載しているほか、"フェニックス"というデザインネームが与えられた新デザインの筐体などを特徴とする。今回の「h9-1190jp」により、Intel/AMD両プラットフォームの最高峰プロセッサを搭載した製品が揃った。CPUはIntel Core i7-3930KとIntel Core i7-3960X エクストリーム エディションを選択可能だ。
ダブル地デジモデルの基本構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-3930K(3.20GHz)、チップセットがIntel X79 Express、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 550 Ti(1GB)、メモリがPC3-12800 8GB(最大16GB)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。
インタフェースは、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応、USB 3.0×4、USB 2.0×8、DVI-D×2、mini HDMI×1、マイク入力×2、ヘッドホン出力×1、ライン入力×1、ライン出力×1、リアスピーカー出力×1、サイドスピーカー出力×1、センターサブウーファー出力×1、デジタル音声出力(光)×1、15 in 1 メディアスロットなど。サイズ・重量は、約W175×D412×H415mm、約11.8kg。