ANIMAX第4回全日本アニソングランプリにおいてグランプリを獲得。雑誌「リスアニ!」の特典CD「FOCUS! FOCUS!」でのプレデビューを経て、TVアニメ『Aチャンネル』のオープニングテーマ「Morning Arch」でメジャーデビューをはたした河野マリナが、2012年2月22日、2ndシングルとなる「たからもの」をリリースする。
2ndシングルの表題曲「たからもの」は、2012年1月より放送開始となったTVアニメ『夏目友人帳 肆』のエンディングテーマ。「Morning Arch」に引き続き、神前暁 (MONACA)氏がプロデュースを担当する本作は、しっとりと聴かせるバラード曲となっている。
「たからもの」のリリースに続き、3月21日に発売されるTVアニメ『Aチャンネル』のOVA『A チャンネル+smile』でも新オープニングテーマ「バルーンシアター」を担当。本作はBlu-ray/DVDの完全生産限定版に特典CDとして同梱される予定だ。
そこで今回はデビュー2年目を迎えた河野マリナが、2ndシングルのリリースを前に語ったメッセージを紹介しよう。
河野マリナが語る2ndシングル「たからもの」
――昨年1月のプレデビューからおよそ1年が経ちましたが、2011年を振り返ってみて、いかがでしたか?
河野マリナ「2011年は、未知の世界に飛び込んだ1年だったので、毎日が新しい体験でした。プロデューサーさんやファンの方々からの意見やアドバイスを聞き、それに追いついていくのに一生懸命でしたね」
――あっという間の1年でしたか?
河野「本当にあっという間でした(笑)。シングルの発売やイベント、ライブ、そういった出来事のひとつひとつがすごく印象的で、季節の流れではなく、それぞれの日々の記憶が鮮明に残っているんですよ。なので、時が流れているという感覚もなかった感じですね」
――そんな2011年の中でももっとも印象的な出来事は何になりますか?
河野「やはりデビューシングルCDになり、発売したということ。さらに、ライブで直接、歌を届けられたということが印象的な出来事です」
――デビューシングルが発売されたとき、周りの方の反応はいかがでしたか?
河野「『CD買ったよ』とか『アニメを観たよ』、『おめでとう』と祝ってくれました。私自身はなかなか実感がわかず、なんだかフワフワとした感じでした。」
――アーティストとしてデビューした実感がわいたのはいつごろですか?
河野「シングルが発売された5月25日にはまだ実感がわいていなかったのですが、その後、インストアイベントをやらせていただいて、直接ファンの方の前に立ったときですね。私の歌を聴きに集まってくださった方々とお会いして、直接自分の目で見て、声を耳で聞いたとき、実感がわいてきました」
――ファンの方の前で歌ってみた感想はいかがでしたか?
河野「みなさん愛情表現がすごく個性的で、それぞれのライブの光景が印象的に焼きついています!」
――デビュー後、さまざまなライブに出演なさっていますが、その中でも特に印象深いライブやイベントは?
河野「7月にあった『リスアニ! CIRCUIT』というSHIBUYA-AXでのライブで、オープニングアクトをさせていただいたのですが、それが流田Projectさんとのコラボだったんですよ。流田Projectさんにはめっちゃ優しくサポートしていただいて、すごく思い出深いライブになっています」