パナソニックは31日、デジタルカメラ「LUMIX(ルミックス)」シリーズの防水・防塵・耐衝撃モデル「DMC-FT4」と「DMC-FT20」の2機種を発表した。発売日は、FT4が3月8日、FT20が2月16日。
DMC-FT4は、水深12mまでの防水構造、防塵構造、-10度の耐低温構造、高さ2mからの落下試験をクリアした耐衝撃構造を持つデジタルカメラ。また、GPS機能や方位計、気圧計、高度(水深)計などの各種センサーも内蔵しており、写真データにカメラを向けている方位や撮影時の気圧、高度などの環境情報を記録できる。本製品では、新たに高度計をGPS連動させることで計測精度を高めるとともに、高度計履歴機能が新搭載された。
光学式手ブレ補正機構を内蔵した光学4.6倍(35mmフィルム換算時の焦点距離は28~128mm)ズームの「ライカ DC VARIO-ELMAR(バリオ・エルマー)レンズ」と、有効画素数1,210万画素のハイスピードCCDを搭載。超解像iAズームを使うと、9.3倍までのズームも可能となる。光学式手ブレ補正には新開発の「アクティブモード」が搭載され、電子式手ブレ補正も働くことで、動画を歩き撮りした際のブレを軽減する。
動画撮影は、AVCHDフルハイビジョン動画(1,920×1080)に対応し、カメラまかせでシーンを最適な設定にしてくれる「おまかせiA」機能も利用可能。独立した動画RECボタンによって即座に動画撮影を開始でき、動画撮影時もズームを利用できる。HDMI端子による出力や、同社独自リンク機能「ビエラリンク」にも対応。
そのほか、アルゴリズムの最適化などよってレスポンスを高速化した「スピードフォーカス」、設定した等間隔で自動撮影する「インターバル撮影機能」、カメラを縦・横に振りながら撮影するだけでパノラマ撮影が行える機能、風景をミニチュアのように写す「ジオラマ」撮影モード、窓ガラス越しでもきれいに撮れる「ガラス越し」(シーンモード)、コントラストと明度を簡単に補正できる「かんたんレタッチ」機能などを搭載する。
記録メディアは約20MBの内蔵メモリーのほか、SD / SDHC / SDXCカードに対応。突起部を除く本体サイズはW103.5×D26.5×H64mmで、バッテリーとメモリーカードを含んだ重さは約197g。推定市場価格は45,000円前後。
DMC-FT20は、水深5mまでの防水構造、防塵構造、-10度の耐低温構造、高さ1.5mからの落下試験をクリアした耐衝撃構造を持つデジタルカメラ。光学式手ブレ補正機構を内蔵した光学4倍(35mmフィルム換算時の焦点距離は25~100mm)ズームの「ルミックス DC VARIO(バリオ)レンズ」と、有効画素数1,610万画素のCCDを搭載。超解像iAズームを使うと、8倍までのズームも可能となる。
そのほか、アルゴリズムの最適化などよってレスポンスを高速化した「スピードフォーカス」、水中モード時自動マクロ切り替え、カメラを縦・横に振りながら撮影するだけでパノラマ撮影が行える機能、風景をミニチュアのように写す「ジオラマ」撮影モード、窓ガラス越しでもきれいに撮れる「ガラス越し」(シーンモード)、コントラストと明度を簡単に補正できる「かんたんレタッチ」機能などを搭載。
記録メディアは約70MBの内蔵メモリーのほか、SD / SDHC / SDXCカードに対応。突起部を除く本体サイズはW101.0×D19.2×H58.3mmで、バッテリーとメモリーカードを含んだ重さは約142g。推定市場価格は25,000円前後。