第26回日本ゴールドディスク大賞の授賞式が、27日、東京・六本木のニコファーレで行われ、アイドルグループのAKB48が、邦楽部門のアーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
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CD、ビデオ等の正味売上実績と有料音楽配信の売上実績を選考基準とし、今、日本で最も親しまれているアーティストや作品を選ぶ日本ゴールドディスク大賞。26回目の今年は、2010年11月1日から2011年10月31日の売上実績に基づいて選出した。邦楽部門では、アルバム売上約139万枚、シングル売上約746万枚、ダウンロード数約1,197万ダウンロードなど最も売上実績があったAKB48が、アーティスト・オブ・ザ・イヤーに輝き、AKB48のリーダー・高橋みなみは「本当に感激です。毎年、すばらしいアーティストが表彰されているので、選ばれて光栄」と目を輝かせ、大島優子は「売上の記録数が多くてびっくり。1年の業績を評価して頂いて、頑張った甲斐がありました」と喜んだ。また、AKB48がシングル売上ベスト5を独占するという史上初の快挙に、高橋は「応援してくれるたくさんの人のために、1曲でも多く歌っていきたい」と意気込んだ。
授賞式には、アルバム『いきものばかり~メンバーズBESTセレクション~』でアルバム・オブ・ザ・イヤーに輝いた、いきものがかりが出席し、ボーカルの吉岡聖恵は「小さい子からお年寄りの方まで色んな人に向けて発信していきたい。これからも3人で頑張ります」と感慨深げ。ベスト5ニュー・アーティスト賞とベスト5ソング・バイ・ダウンロード賞をW受賞した薫と友樹、たまにムック。の芦田愛菜は「たくさんの人に聞いてもらってうれしい。お歌が大好きなので、頑張りたいです」と可愛らしい笑顔を見せ、鈴木福くんは「これからも、お勉強もお仕事も頑張ります!」と力を込めた。
洋楽部門のアーティスト・オブ・ザ・イヤーには2年連続でレディー・ガガが受賞し、今年から新設されたアジア部門のベスト・エイジアン・アーティストにはKARAが選出された。また、期間中にデビューした新人アーティスト内から選出するニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤーには、Kis‐My‐Ft2(邦楽)、LMFAO(洋楽)、2PM(アジア)がそれぞれ受賞。授賞式にはベスト5ニュー・アーティスト賞のあやまんJAPAN、back number、企画・アルバム・オブ・ザ・イヤーのシェネル、ベスト・演歌/歌謡曲・ニューアーティストのパク・ヒョンビン、純邦楽・アルバム・オブ・ザ・イヤーの日本コロムビア吟詠音楽会の会長らが出席し、トロフィーを受け取った。授賞式の模様は、BSスカパー!、スカチャンで3月2日(22:00~、MTVで4月1日19:00~)に放送される。