カルピス株式会社は、24日、「ひなまつりに関する意識と実態調査」を発表した。調査対象は、小学生か中学生の女性の子どもと同居している父親・母親と、小学4年生から中学3年生までの、両親と同居する女性、合計1,200人。

ひなまつりの「由来」、半分以上の親「知らない」

親に「ひなまつりの由来」について聞くと、「知らない」が58.6%となり、過半数が、その由来を知らなかった。ちなみに、文化庁によると、平安時代に、けがれ・悪霊を仮託される人形に供物をささげ、これを川・海に流すという習慣があり、それが発展したものが、ひなまつりの由来とされている。

また、親に「ひなまつりに何をすることが多いか?」と聞くと、最も多かったのが「ひな人形を飾る」(75.1%)で、次いで「ひなあられを用意する」(52.2%)、「食事会をする」(42.2%)と、伝統的な過ごし方が上位にランキングした。

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子どもがひなまつりに食べたいもの「ケーキ」70.4%

一方、親に「ひなまつりに食べる(または食べたい)メニュー」をたずねると、「ちらし寿司」(69.0%)、「ひなあられ」(51.1%)、「ケーキ」(47.0%)という順番であったが、子どもに同様の質問をしたところ、「ケーキ」が70.4%と圧倒的で、「ちらし寿司」(47.1%)、「唐揚げ・フライドチキン」(45.6%)と続き、親子で食べたいものに差があることが分かった。

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