東野圭吾のベストセラー小説『プラチナデータ』が、嵐の二宮和也主演で映画化されることが26日、明らかになった。

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二宮は、警察庁に新設された特殊捜査機関「特殊解析研究所(特解研)」に所属する犯罪捜査の専門家で、DNA捜査に携わる皮肉屋で自信家の天才科学者・神楽龍平を演じる。DNA捜査のシステム開発者の姉妹が殺された事件が発生し、現場に残されていた毛髪からDNAデータから、神楽が容疑者として浮上。まったく身に覚えのない神楽は捜査網をかいくぐり逃亡を図る、というストーリーが展開する。神楽を執拗に追う、現場叩き上げの刑事・浅間玲司は豊川悦司が演じる。監督は、ドラマ『ハゲタカ』、『龍馬伝』などの大友啓史。

二宮と豊川は初共演。二宮は「豊川さんとの共演は凄く嬉しいです。豊川さんの胸を借りて、そして豊川さんについていけるように今から準備を始めていきます」と喜び、豊川も「二宮和也さんは若手俳優の中でも一際個性の強い、素晴らしい俳優さんだと思っていました。共演できることを大変嬉しく思います。胸を借りるつもりで、ドンとぶつかっていきたいと思います。彼からたくさんの事を学びたいと思います」と気合十分だ。

クランクインは2月を予定しており、二宮は、撮影に向けて国内外の警察関連資料や最先端のDNA研究、ヒトゲノム研究のレポートなどの資料を読み込み、入念に準備。「そう遠くはない未来なんじゃないかと思わせる原作の凄さがある。作品の魅力を余すところなく皆様にお届け出来るよう、頑張って参ります」と意気込んでいる。映画『プラチナデータ』は、2013年公開予定。