東芝は26日タブレット端末の新商品として、7型ワイドカラー液晶を搭載した電子ブックリーダー「BookPlace DB50」を発表した。発売は2月10日から。価格はオープン、店頭想定価格は22,000円。
「BookPlace DB50」は1,024×600の7型ワイドカラー液晶を搭載した電子ブックリーダー。タッチパネルと電子書籍の書棚に戻る「ホームボタン」、直前まで読んでいた書籍のページを表示する「コンテニューボタン」、1つ前の画面に戻る「バックボタン」といったハードウェアキーにより操作を行う。
機能を絞ったシンプルな端末
無線LAN機能を搭載し、メインとなるブックリーダー機能のほか、Webブラウジングやメールも行える。
ブックリーダー機能としては、文字サイズや行間、文字組みの設定や白黒反転といった基本的な機能を備えるほか、コミックや雑誌ではピンチイン/ピンチアウトでの拡大と縮小が可能となっている。また、音声読み上げ機能のほか、複数の本棚を作成して書籍を管理したり、シリーズものの雑誌やコミックを束ねて管理できる機能を搭載する。
コンテンツはBookLiveと東芝が共同で展開する「BookPlaceストア」で購入できる。「BookPlaceストア」はすでにPCやタブレット、スマートフォン向けにサービスを提供するが、今後コンテンツ数の拡充を図り、2012年1月の時点で5万冊の蔵書数を2012年3月末に10万冊まで拡大する予定。「BookPlace DB50」には無料お試し版として、39冊の電子ブックをプレインストールする。また、「BookPlace DB50」購入者には「BookPlaceストア」で利用可能な5,000円分の書籍購入ポイントが付与される。
内蔵メモリは約8GB、小説で約6,000冊、コミックで約150巻を保存できるほか、外部メモリとしてmicroSD/microSDHCが使用可能。本体サイズは約W120×D11×H190mm、重量は約330g。通信機能は、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR。インターフェイスは、MicroUSB 2.0×1、メモリーカードスロット×1、ヘッドホン端子。駆動時間は省電力モードがONの状態で約7.5時間。