ラトックシステムは26日、USB 3.0に対応した外付け型HDDケース「RS-EC3M-U3」と、ExpressCardスロット用のUSB 3.0インタフェース「REX-EXU3」をセットにした「RS-EC3MEX-U3」を発表した。ノートPC向けとしており、出荷予定は2月上旬、価格は6,400円(税別)。
外付け型HDDケース「RS-EC3M-U3」の前面には、モノクロのメモリ液晶を搭載。内蔵したHDDの空き容量や、HDDのS.M.A.R.T.情報をもとにした温度やステータスなどを表示できる。
本体にAES XTS暗号化方式の暗号化機能を持ち、内蔵したHDDをまるごと暗号化することが可能(添付ソフトを使用)。暗号化/復号化はハードウェアでリアルタイム処理される。
ボディはアルミシャーシで、静音ファン(17.6dB以下)を装備。ファンコントロール機能により、本体の温度が45度以上になると自動的にファンが回転する。また、PCとの電源連動や(USB待機電流が生じる環境を除く)、一定時間のアクセスがない場合にHDDの回転を自動的に停止する設定が可能。電源には付属のACアダプタを用い、本体サイズは約W140×D210×H48mm、重量は約500g。
ExpressCardスロット用のUSB 3.0インタフェース「REX-EXU3」は、ExpressCard/34スロットとExpressCard/54スロットに対応し、USB 3.0×2ポートを搭載。USBバスパワーの電力供給は2ポート合計で300mAまで。別売のACアダプタを使えば、各ポートで5V/900mAの供給が可能。本体サイズは約W39×D111×H22mm、重量は約34g。
対応OSはWindows XP/Vista/7で、約1mのUSB 3.0ケーブルが付属する。