Arturiaは、米国・アナハイムにて開催された「NAMM Show 2012」にて、モノフォニックアナログシンセサイザー「MiniBrute」を発表した。価格は549米ドル/499ユーロで、2012年4月発売予定。

「MiniBrute」は、クラシックなマルチモードフィルターと合体したマルチウェーヴオシレーター、さらにワイドレンジなモジュレーション機能などを備えた最新のモノフォニックアナログシンセサイザーだ

フランスのシンセコレクター・Yves Usson氏と共同開発されたという本製品は、100%アナログなシグナルパスを持つ純粋なアナログシンセサイザーとなっている。コンパクトかつ堅牢な金属製のボディーに、アフタータッチ付25鍵キーボード、多数のパラメーターノブおよびフェーダー、1オクターブレンジのピッチベンドホイールとモジュレーションホイール、外部アナログオーディオインプット、CV-Gateイン/アウト、MIDIイン/アウト、USB MIDIイン/アウトなどを凝縮。UltrasawやMetalizerなどの波形を含むVCOをはじめ、オシレーターミキサー、2基のLFO、2系統のADSR エンベロープジェネレーター、フル機能搭載のアルペジエーターなどにより、バリエーション豊かなサウンド作りを行える。さらに、サウンドにサチュレーションとリッチなハーモニクスを生み出す「Brute Factor」機能も装備されている。なお、YouTubeにて、本製品の紹介動画が視聴できる。