2012ミス日本、新井宏昌オリックス2軍監督の三女・貴子さんがグランプリ

2012年度のミス日本グランプリ決定コンテストが23日、東京・新宿の京王プラザホテルで行われ、大阪府出身の大学生で、オリックス・バファローズの新井宏昌2軍監督の三女・新井貴子(キコ)さん(21)がグランプリに輝いた。

第1回の山本富士子、第24回の藤原紀香といった女優たちが過去の受賞者として名を連ねる同コンテスト。44回目を数える今年は、ファイナリスト13人が最終選考に臨み、着物・水着・ドレスの審査を経て、新井貴子さんがグランプリに選出された。

名前を呼ばれて、思わず涙ぐんでいた新井さんは「信じられない気持ちで一杯です。このような大きな場に立つことができ、天国の母に伝えたいです」と受賞を喜んだ。昨年の同コンテストでミス着物に選ばれた姉の寿枝さんと姉妹揃っての受賞に「やっと追い抜くことができたので本当に嬉しいです(笑)。姉は女性の中で一番尊敬している存在」と話せば、寿枝さんも「この前までジャージを着た体育会系だったので、夢のような気持ちですね。身長も抜かされたしプロポーションも妹にはかないませんが、良い刺激になります」と笑顔だった。

現役時代に2038安打を記録した名選手の父を持つ貴子さんは、大阪体育大学体育学部に在学中。「スボーツマネジメント学科で勉強をしています。運動は3年までしていました」と話し、将来について「世界で活躍中できるモデルになりたいです。目標は冨永愛さんのようなモデル!」と期待に胸を膨らませていた。

なお、準ミス日本には、北海道出身の安藤麻実さん(24)、ミス日本 ミス着物には、茨城県出身の海老澤佳奈さん(20)、ミス日本 ネイチャーには、 東京都出身の片山萌美さん(21)、ミス日本 海の日には、栃木県出身の増田麻美さん(22)、今年新設されたミス日本 水の大使には、神奈川県出身の酒井美帆さん(20)がそれぞれ選ばれた。また、前日に発表されたスポニチ特別賞には、茨城県出身の海老澤佳奈さんが受賞している。