ソニーは20日、デジタルカメラ「サイバーショット(Cyber-shot)」の新モデル「DSC-W630」と「DSC-W610」を発表した。ともに発売は2月3日、推定市場価格はDSC-W630が20,000円前後、DSC-W610が15,000円前後となっている。

エレガントなカラーとデザインの「DSC-W630」は動画撮影がより便利に

DSC-W630は2011年発売の「DSC-W570」の後継モデル。シルバー、ブラック、ピンク、バイオレットの4色ボディがラインナップされ、ジュエリーをイメージした前モデルのように、エレガントな印象のデザインとなっている。

「スイングパノラマ」は水平360度に対応

機能面では、光学式手ブレ補正と電子式手ブレ補正を併用する「動画手ブレ補正(アクティブモード)」を追加した。歩きながらの動画撮影時に発生しやすいブレにも対応している。

また、シャッターボタンを押してからスライドさせてパノラマ写真を撮る「スイングパノラマ」は360度に対応した(水平のみ)。そのほか、DSC-W570では搭載されていなかったピクチャエフェクト機能が追加されている。利用できるエフェクトは「トイカメラ」「パートカラー」「ソフトハイキー」「ポップカラー」の4種類。

その他の主な仕様は、撮像素子が有効約1,610万画素の1/2.3型Supre HAD CCD、動画記録画素数が1,280×720ドット、レンズが焦点距離25~125mm(35mmフィルム換算時)の5倍ズーム、開放F値がF2.6~F6.3、対応感度がISO80~ISO3200。液晶モニターは約23万ドット・2.7型液晶で、記録メディアはメモリースティック デュオ/PRO デュオ(High Speedタイプ含む)/PRO-HG デュオ、メモリースティック マイクロ(Mark2含む)、SD/SDHC/SDXCカード、microSD/SDHCカードと内蔵メモリ(約27MB)が利用可能で、記録形式は静止画がJPEG、動画がMP4(AVC/H.264)となっている。

サイズはW91×D19.1×H52.2mm、重量は本体のみで約100g、バッテリーとメモリースティック デュオを含む状態で約116gだ。


従来モデルに360度対応のスイングパノラマを追加した「DSC-W610」

カラーはシルバーとピンク、ブルーをラインナップ

DSC-W610は「DSC-W550」の後継モデル。有効約1,410万画素、光学4倍ズームなどの基本仕様は変わらないが、こちらも「スイングパノラマ」機能が360度対応になっている。

主な仕様は、撮像素子が1/2.3型Supre HAD CCD、動画記録画素数が640×480ドット、レンズの焦点距離が25~105mm(35mmフィルム換算時)、開放F値がF2.8~F5.9、対応感度がISO80~ISO3200。液晶モニターは約23万ドット・2.7型液晶で、記録メディアはメモリースティック デュオ/PRO デュオ(High Speedタイプ含む)/PRO-HG デュオ、メモリースティック マイクロ(Mark2含む)、SD/SDHC/SDXCカード、microSD/SDHCカードと内蔵メモリ(約21MB)が利用可能で、記録形式は静止画がJPEG、動画がAVI(Motion JPEG)となっている。

サイズはW92.9×D19.3×H52.4mm、重量は本体のみで約97g、バッテリーとメモリースティック デュオを含む状態で約113gだ。

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