キヤノンは19日、デジタルビデオカメラ「iVIS(アイビス)」の新モデル「iVIS HF R31」を発表した。発売は3月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は65,000円前後となっている。
「iVIS HF R21」の後継モデルで、レンズ性能は光学ズーム20倍から32倍へと向上した。画質劣化の少ないアドバンストズーム利用時は51倍ズームが可能。ブレ対策としては、同時発表の「iVIS HF M52」「iVIS HF M51」と同様にマルチシーンISを搭載。撮影状況に応じて最適なブレ補正に自動で切り替わるようになっている。
サイズはW54×D115×H55mmと従来モデルより約20.8%の小型化を実現している。重量も、部品点数を15%削減したことにより20g軽量化され、約250gとなった。
主な仕様は、撮像素子が従来より3%感度アップした総画素数約328万画素の1/4.85型CMOSセンサーで、動画有効画素数は約207万画素、最低被写体照度が5ルクス(1/30秒撮影時)。モニターは3型のタッチパネル液晶で、撮影データ記録用に32GBのメモリを内蔵する。記録方式はAVCHDのほか、HF M52/HF M51と同様にMP4記録にも対応する。