日本ヒューレット・パッカードは19日、個人向けPC春モデルラインナップを発表した。量販店では1月下旬より、ダイレクト販売サイトHP Directplusでは同日より、それぞれ順次販売を開始する。
ノートPCではプレミアムシリーズ「ENVY」に15.6インチ液晶搭載の「ENVY 15-3000」が登場したほか、Ultrabook新製品「Folio 13-1000」、ホームモバイルPCの新製品「dm4-3000」などがラインナップに加わる。またデスクトップPCでは、ハイエンド仕様の水冷ゲーミングPC「h9」が登場している。
HP ENVY 15-3000
「HP ENVY15-3000」は、金属素材の薄型筐体、LEDで発光するキーボード、アナログボリュームコントローラーなどを搭載し、より快適な使い心地と高級感を追求したプレミアムノートPC。量販店モデルは店頭予想価格130,000円前後、HP Directplusモデルは139,650円より。ともに2月初旬より販売を開始する。
HP Folio 13-1000
「HP Folio 13-1000」は同社初のUltrabook製品。13.3インチワイド液晶ディスプレイ搭載、金属素材の外装、最長約9時間のバッテリ駆動などが特徴だ。HP Directplusのみの取り扱いで、2月初旬の発売を予定。価格は79,800円より。
HP Pavilion dm4-3000
「HP Pavilion dm4-3000」はホームモバイルに最適な14インチ液晶搭載の製品。HP DirectplusモデルではSSD+HDDの構成による高速起動も可能だ。量販店モデルの店頭予想価格は10万5千円前後で2月初旬発売予定。HP Directplusモデルの構成価格は79,800円からで、2月下旬より販売を開始する。
HP Pavilion Desktop PC h9シリーズ
「HP Pavilion Desktop PC h9シリーズ」はAMDの最新プロセッサであるAMD-FXシリーズを搭載したハイエンドの水冷ゲーミングPC。筐体も新デザインを採用している。HP Directplusで19日からの販売となり、価格は89,880円より。
HP Pavilion Desktop PC p6シリーズ
「HP Pavilion Desktop PC p6シリーズ」は、従来の「p7」にかわるハイバリュー製品。無駄を省いたシンプルな製品だ。HP Directplusモデルは19日発売で基本構成価格が29,820円、量販店モデルは1月下旬発売で店頭予想価格は8万円前後より。
その他のアップデート
このほか、ノートPCの「HP Pavilion g6」「HP Pavilion g4」がCPUアップデートなどを行っており、「HP Pavilion dm1」にはルビーレッドのカラーが追加された。
デスクトップPC「HP Pavilion Desktop PC h8シリーズ」「HP Pavilion Desktop PC s5シリーズ」もCPUのアップデートや仕様強化を行った新製品が登場している。
液晶一体型PC「HP TouchSmart PC」「HP Omni PC」の両シリーズもCPUのアップデートなどを行うとともに、従来は「HP TouchSmart PC」のみに搭載されていた付属ソフト「HP マジック・キャンバス」が「HP Omni PC」にも付属するようになるなどの強化も行われている。