日本ヒューレット・パッカードは19日、個人向けPC春モデルの1つとして、水冷仕様のハイエンドゲーミングPC「HP Pavilion Desktop PC h9シリーズ」を発表し、同日より販売を開始する。同社のダイレクト販売サイトHP Directplusでの取り扱いで、価格は89,880円より。
今回発売となる「HP Pavilion Desktop PC h9-1170jp」は、AMDの"リアル8コア"プロセッサであるAMD-FXシリーズを搭載したハイエンドのゲーミングPC。そのパフォーマンスを安定的に発揮させるべく、メンテナンスフリーのポンプ一体型水冷CPUクーラーを搭載する。このほかにも、256GBの6Gbps SSDをオプションとして用意(2月下旬より提供)、3.5インチベイ×3を搭載、RAID 5対応などのハイエンドな構成が可能な製品となっている。
外観は"フェニックス"というデザインネームが与えられた新デザインで、フロント、サイド、ラジエーターファンの3カ所を赤のイルミネーションで彩る。キーボードは「h9シリーズ」専用のプレミアムLEDキーボードで、3段階調光の白色LED、両サイドが光るライト・サイドバーなどが配されている。
基本構成時の主な仕様は、プロセッサがAMD FX-8120(3.10GHz)、チップセットがAMD 970、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 550 Ti(1GB)、メモリがPC3-10600 8GB(4GB×2)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。
プロセッサはBTOでAMD FX-8150(3.60GHz)も選択可能。また3波対応のデジタルテレビチューナーもオプションとして用意されている。