日本ヒューレット・パッカードは19日、第2世代Intel Core搭載でシンプルな新筐体を採用したエントリー向けのミニタワーPC「HP Pavilion Desktop PC p6シリーズ」を発表した。HP Directplusモデルは同日発売で基本構成価格が29,820円、量販店モデルは1月下旬発売で店頭予想価格は8万円前後より。
「もっとシンプルに選べるPCを」という声に応えて発売された、シンプル設計のPC。通常とは上下逆にマザーボードを設置した設計で、効率的なエアフローと静音性を実現している。
HP Directplusモデル
HP Directplusモデル「p6-2140jp/CT」は、Celeron G440(1.6GHz)、Intel Core i3-2120(3.3GHz)、Core i5-2320(3.00GHz)、Core i7-2600(3.40GHz)を選択可能。3波対応デジタルテレビチューナーもオプションとして用意されている。また、直販モデルは東京・昭島で生産されるMADE IN TOKYOモデルとなる。
基本構成時の主な仕様は、CPUがCeleron G440、チップセットがIntel H61 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、メモリがPC3-10600 2GB(2GB×1)、ストレージが500GB SATA HDD、光学ドライブがDVD-ROMドライブ、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。
量販店モデル
量販店モデルはスタンダードモデル「p6-2130jp」、パフォーマンスモデル「p6-2150jp」、モニターセットモデル「p6-2170jp」の3モデルが用意される。店頭予想価格は、「p6-2130jp」が8万円前後、「p6-2150jp」が10万円前後、「p6-2170jp」が12万円前後。
「p6-2130jp」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-2400(3.10GHz)、チップセットがIntel H61 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、メモリがPC3-10600 8GB(4GB×2)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。
「p6-2150jp」では、CPUがIntel Core i7-2600(3.40GHz)となる。また「p6-2170jp」はさらにグラフィックスがAMD Radeon 7450(1GB)に変更され、「HP 2211f」21.5インチワイドLED液晶ディスプレイが付属する。